冬の八甲田山は厳しい中にも魅力と感動の世界が広がる。
全長2459mをゴンドラに乗り進むと、眼下には雄大に展開する樹氷群と八甲田差山の絶景を楽しみながら乗る事10分、田茂萢岳(1324m)山頂駅に着きます。
そこは真っ白な銀世界に覆われ、その眺望は八甲田山の主峰大岳を初め、岩木山や陸奥湾遠くは北海道も望める事が出来る壮大なパノラマに感動し言葉を失うほど。
また、目の前には厳しい大自然が織りなす芸術的な造形美化した巨大樹氷が日々変化を遂げながら無数に聳え立ち、その姿はスノーモンスターとも言われ人間を拒絶するような大迫力に圧倒される。遠くを眺めながら樹氷群の中を散策すると、その魅力に時間も忘れる。
(樹氷の見ごろは4月上旬まで、貸スノーシュー有)
「映画八甲田山」は明治35年1月下旬に旧日本陸軍歩兵連隊が八甲田山耐寒訓練中に遭難し、参加者210名中199名が死亡した事件を題材にして、1977年高倉健を主役に多くの名優が出演し、今でも記憶に残る映画として親しまれている。
「映画八甲田山」のロケーションは酸ヶ湯温泉、ロープウエー、田代高原など、多くの場面を当時の事件に関係した場所の付近で撮影をされ、ロープウエーの山麓山頂駅には多数の撮影風景を写した写真パネルが展示されています。
当社のドライバーがこの映画にエキストラとして参加しており、当時の撮影現場の風景や出演した俳優の声を伝える事も出来ます。